目次
和歌山の伝統を次世代へ。木下水産物様と歩むブランディングの軌跡
まず、大正時代から続く生まぐろ専門店、木下水産物様との取り組みをご紹介します。 そこで、弊社のブランディング 実績の中でも、特に息の長い事例を詳しく解説します。 今回のプロジェクトは、看板商品である「まぐろの生ハム」のデザインから始まりました。
地方ならではの悩みと商品化への挑戦
まず、那智勝浦という土地でデザインの依頼先に困っていたという課題がありました。 次に、開発した商品をどのように市場へ見せるべきか、具体的な手法を模索されていました。 そこで、私たちは実際に商品を試食し、その本質的な価値を確かめました。 具体的には、ワインに合う洋風の味わいから「プチギフト」としての最適解を導き出しました。
消費者の心理を捉えたパッケージの工夫

まず、手軽に手に取れるハンドル付きのパッケージを提案しました。 これは、お土産としての持ち運びやすさを考慮した機能的なデザインです。
1. 「安心」を届ける手描きイラストの採用
まず、一目で原材料が伝わるように、マグロの手描きイラストを採用しました。 そこで、中身が分からない不安を取り除き、購買意欲を促す工夫を施しています。 その結果、親しみやすさと品質の高さが直感的に伝わるデザインが完成しました。
2. ターゲットに響く世界観の構築
次に、和の食材をあえて「洋」の文脈で表現するディレクションを行いました。 具体的には、クラフト素材の質感と色彩を使い、お洒落なギフト感を演出しています。 そのおかげで、これまでのまぐろ加工品にはなかった新しい市場を開拓することができました。
3. イベントで目を惹く什器をデザイン・設計
商品をより的確は販促を行う方法として、当時頻繁に出店していたイベントの環境整備に着手。
オリジナルの什器をデザイン・設計。
継続的なパートナーシップが生むクリエイティブの広がり
次に、同じ和歌山県内の企業として、長期的な信頼関係を構築しました。 まず、都度気軽に相談できるパートナーとして、企業の成長を多角的にサポートしています。
具体的には、ウェブサイトの第一印象を決める「FV(ファーストビュー)動画」を制作しました。 さらに、展示会やイベントで使用する説明動画の企画も一気通貫で担当しています。 このように、静止画のデザインから動画制作まで、ブランドの純度を保ちながら一貫した支援を続けています。
信頼が生む新たなビジネスの可能性
その結果、企業のブランド価値が大きく向上し、新たな商品開発の相談も増えました。 まず、クリエイティブが一貫することで、対外的なPRが非常にスムーズになりました。 また、リピートでのご依頼をいただくことで、ブランドの深みがより増しています。 このように、地域の伝統を守りつつ、新しい挑戦を支えるデザインの力を証明することができました。


大阪芸術大学デザイン学科卒。シューズメーカー、化粧品ディスプレイ企業、上海での海外案件を経て、2008年に株式会社&Aを設立。和歌山を拠点に、日用品・家電・モビリティなど幅広い分野のプロダクトデザインを手がける。GOOD DESIGN賞を複数回受賞し、2025年にはガラスカッター「OZREE」で Red Dot Design Award Best of Best を獲得。商品企画からパッケージ、ブランディング、WEB制作までワンストップで対応し、「売れる商品づくり」を17年にわたり追求している。
── 実績ハイライト
Red Dot Design Award Best of Best(2025 / OZREE)
GOOD DESIGN賞 複数受賞(Float / glafit GFR-02 / NFR-01 pro)
プロダクトデザイン事務所 創業17年
商品企画 ~ WEB制作 ワンストップ対応

