受賞するデザインには、明確な理由があります。
見た目の美しさだけでは、権威ある賞は獲れません。革新性、機能性、そして使う人の体験。そのすべてが高い次元で揃ったとき、デザインは正当に評価されます。
今回ご紹介するのは、glafit株式会社様の電動バイク「NFR-01 PRO」のプロダクトデザイン事例です。優れたデザイン性が評価され、グッドデザイン賞2024を受賞しました。なお、このモデルの普及版については電動バイク「NFR-01 Lite」のプロダクトデザイン事例でご紹介しています。
グッドデザイン賞2024を受賞した次世代モビリティ
NFR-01 PROは、街乗りに最適なモビリティです。さらに、車に積んで移動先でも活用できます。一台で、暮らしの移動の幅を大きく広げる製品です。
最大の特徴は、ボタン一つで走行モードを切り替えられる点にあります。そのため、歩道と車道を安全かつスムーズに走行できます。この革新性と完成度が評価され、グッドデザイン賞2024の受賞につながりました。

開発の課題:専門的な知見とスピード感の両立
開発にあたっては、いくつかの大きな課題がありました。まず、乗り物の知見と他分野の経験を併せ持つ、クリエイティブな依頼先が不足していたことです。モビリティを理解しつつ、新しい発想を持ち込めるパートナーが必要でした。
また、開発スピードが非常に速いプロジェクトでした。そのため、頻繁な修正への柔軟な対応も求められています。専門性とスピード。その両方が問われる開発でした。
&Aのアプローチ:領域を超えた発想で価値を創出
これらの課題に対し、&Aはエンジニアと二人三脚で開発を進めました。デザイナーと技術者が密に連携することで、技術的な裏付けのあるデザインを実現しています。
&Aの強みは、特定の分野に偏らない幅広い経験です。日用品からプロダクトまで、多様な領域で培った発想を、モビリティ開発に持ち込みました。



デザインのこだわり:3つの設計判断
① 日用品の設計ノウハウをモビリティへ投影
まず、日用品の開発経験をモビリティ設計に活かしました。バイクをバイクの常識だけで作らない。他分野の視点を持ち込むことで、新たな価値観を創出しています。
その結果、従来のバイクにはない、日常のファッションとも調和するスタイリッシュなフォルムが完成しました。乗り物でありながら、暮らしに溶け込むデザインです。
② エンジニアとの強固な連携体制
次に、担当エンジニアとの情報共有を最優先に考えました。具体的には、リアルタイムで連絡を取り合い、即座にデザインへ反映できる関係を構築しています。
そのおかげで、ハイスピードな開発現場においても、クオリティを維持できました。スピードと品質。連携体制が、その両立を支えています。
③ 直感的に扱える高い機能美
さらに、ユーザーが迷わず操作できるインターフェースを追求しました。多機能でも、使い方が難しければ意味がありません。
その結果、複雑な法規制に対応しながらも、シンプルで美しいデザインを実現しました。このように、機能と意匠を高い次元で融合させています。受賞にふさわしい完成度です。


プロダクトデザインで大切なこと:領域を超えて発想する
優れたプロダクトデザインは、その分野の常識だけからは生まれません。他分野で培った経験を持ち込み、領域を超えて発想すること。そこに、新しい価値が生まれます。
NFR-01 PROでは、日用品の設計思想をモビリティに投影し、グッドデザイン賞を受賞しました。&Aの幅広い経験が活きた事例です。製品の詳細はglafit公式の製品ページでご覧いただけます。
同じくglafit様の事例として、本モデルの普及版NFR-01 Lite、次世代モビリティWAKUMOBI、そしてこれらを展示したJMS2025 展示会ブースもあわせてご覧ください。
製品開発・プロダクトデザインをお考えの方へ
「乗り物や機械の開発をデザイン面から支えてほしい」「スピード感のある開発に対応してほしい」という方のご相談を受け付けています。エンジニアと二人三脚で、受賞レベルのデザインを目指します。まずはお気軽にお問い合わせください。
案件概要
| クライアント | glafit株式会社様(公式サイト) |
|---|---|
| プロダクト | 電動バイク「NFR-01 PRO」 |
| 受賞 | グッドデザイン賞2024 |
| 特徴 | ボタン一つで走行モード切替/車載可能/街乗り最適 |
| 対応範囲 | プロダクトデザイン / 造形設計 / インターフェース設計 |
| 関連事例 | NFR-01 Lite / WAKUMOBI / JMS2025 展示会ブース |