次世代モビリティの開発は、技術とデザインの二人三脚で進みます。
優れた技術があっても、それを形にするデザインの力がなければ製品にはなりません。特に開発の現場では、仕様が次々と変わります。その変化に柔軟に対応できるパートナーの存在が、開発の成否を左右します。
今回ご紹介するのは、glafit株式会社様の特定小型四輪電動モビリティ「WAKUMOBI(ワクモビ)」のプロダクトデザイン事例です。株式会社アイシン様の姿勢制御技術を活用した次世代モビリティを、企画の初期段階からプロトタイプ完成まで一貫して支援しました。完成した車両は、大阪・関西万博2025の会場でも展示されています。
プロジェクトの背景:専門リソースの不足と柔軟な変更対応
次世代モビリティの開発現場には、いくつかの大きな壁がありました。まず、社内に高度なプロダクトデザインを遂行できる専門の人員が不足していた点です。技術力はあっても、それを製品の形にする専門性は別に必要でした。
また、技術検証を進める中で、仕様変更が頻繁に発生します。そこで、外部パートナーとして柔軟かつ迅速にデザインを修正できる体制が求められていました。スピードと柔軟性が、このプロジェクトの鍵だったのです。
&Aのアプローチ:エンジニアと二人三脚で進める
&Aは、企画の初期段階からプロトタイプの完成まで、全行程をサポートしました。プロダクトデザインの専門家として、技術と意匠の両立を目指しています。
大切にしたのは、エンジニアチームとの密な連携です。デザイナーが一人で進めるのではなく、技術者と対等に議論しながら形を作りました。だからこそ、技術的に実現可能で、かつ美しいデザインが生まれています。
デザインのこだわり:3つの設計判断
① 定期的なミーティングによる迅速な意思決定
まず、glafit社のエンジニアチームと定期的に打ち合わせを実施しました。そこで最新の情報を共有しています。開発の状況は刻々と変わるため、こまめな情報交換が欠かせません。
発生した問題点を、その都度解決していきました。課題を溜め込まず、すぐに対応する。このスピード感が、頻繁な仕様変更にも対応できる体制を支えています。
② 生産性を考慮した緻密なパーツ設計
次に、見た目の美しさだけでなく、生産性も徹底して追求しました。デザインが優れていても、量産できなければ製品にはなりません。
具体的には、ボディを構成する各パーツの分割方法を工夫しています。製造しやすい構造を設計することで、見た目と量産性を両立しました。実際に作れることまで考え抜いた設計です。
③ 万博出展にふさわしいクオリティ
さらに、必要なプロダクトデザインの工程を一貫して担当しました。部分的な関わりではなく、全体を通して責任を持つことで、品質を担保しています。
その結果、万博という大舞台にふさわしい、未来感あふれるスタイリッシュなフォルムを実現しました。完成した車両は試乗会でも高い評価を得ています。
プロダクトデザインで大切なこと:開発に伴走する
プロダクトデザインは、完成品の見た目を整えるだけの仕事ではありません。特に開発を伴う案件では、企画から量産まで、開発全体に伴走することが重要です。
WAKUMOBIでは、エンジニアと二人三脚で進め、技術と意匠を両立させました。その結果、万博の舞台に立つ製品が完成しています。&Aは、開発初期からのプロダクトデザイン支援に対応できます。glafit様の企業情報や製品はglafit公式サイトでご覧いただけます。
なお、このWAKUMOBIを含むglafit様の車体は、ジャパンモビリティショーでも展示されました。その展示会ブースデザイン事例もあわせてご覧ください。&Aは、製品開発から展示空間まで一貫して手がけています。同じく展示された電動バイク「NFR-01 Lite」のプロダクトデザイン事例もございます。
製品開発でデザインパートナーをお探しの方へ
「社内にプロダクトデザインの専門人材がいない」「開発の仕様変更に柔軟に対応してほしい」という方のご相談を受け付けています。企画段階からプロトタイプ完成まで、エンジニアと二人三脚で伴走します。まずはお気軽にお問い合わせください。
案件概要
| クライアント | glafit株式会社様(公式サイト) |
|---|---|
| プロダクト | 特定小型四輪電動モビリティ「WAKUMOBI(ワクモビ)」 |
| 技術連携 | 株式会社アイシン様の姿勢制御技術を活用 |
| 展示 | 大阪・関西万博2025/JMS2025 |
| 対応範囲 | プロダクトデザイン / 企画支援 / パーツ設計 / プロトタイプ対応 |
| 関連事例 | glafit JMS2025 展示会ブース / NFR-01 Lite |
