店頭の什器は、商品とお客様が出会う最後の接点です。
どれだけ良いパッケージを作っても、売り場で正しく並ばなければ魅力は伝わりません。特に化粧品売り場は商品が密集する激戦区です。限られたスペースでどう見せるかが、売上を左右します。
今回ご紹介するのは、株式会社呉竹(くれ竹)様の「お化粧筆ペン」の店頭ディスプレイ什器デザイン事例です。このプロジェクトは、&Aが以前手がけたお化粧筆ペンのパッケージデザイン事例からの展開としてスタートしました。パッケージで作った世界観を、売り場でも一貫して表現しています。
プロジェクトの背景:パッケージの世界観を売り場へ広げる
すでにパッケージデザインは完成していました。次の課題は、その魅力を店頭でどう伝えるかです。多くの商品が並ぶ化粧品売り場では、限られたスペースで商品の魅力を伝える工夫が求められます。
このプロジェクトでは、次の3つの課題がありました。
- 4種類の違いを一目で伝える——ラインナップの特徴を整理し、迷わず選べる情報設計
- 組み立てやすさと高級感の両立——紙什器という制約の中で、ブランドの上質さを表現する構造
- 社内検討のスピードアップ——実物を作る前に、完成形を高い精度で共有すること
&Aのアプローチ:3Dシミュレーションを活かす
これらの課題を解決するため、&Aが得意とする3Dシミュレーション技術を最大限に活用しました。立体的に完成形を可視化することで、デザインの精度とスピードを両立しています。
什器は、パッケージとは別物ではありません。同じブランドの世界観を、別の形で表現するものです。だからこそ、パッケージと什器を地続きで考えることにこだわりました。
デザインのこだわり:3つの設計判断
① 商品の特徴を整理した直感的なレイアウト
まず、パッケージデザインと連動したグラフィックを什器に展開しました。そのうえで、各商品の特徴をアイコンや色使いで分かりやすく整理しています。
その結果、初めて手に取るお客様でも、自分に最適な一本をすぐに見つけられます。4種類のラインナップが、迷いなく選べる売り場になりました。
② 独自の世界観を構築する紙什器の設計
次に、紙素材の特性を活かしつつ、立体感のある形状をデザインしました。コンパクトなサイズの中に、独自の意匠を盛り込んでいます。
そのおかげで、他社製品に埋もれないアイキャッチ効果が生まれました。限られたスペースを最大限に活用しながら、店頭で強い存在感を放つ什器になっています。
③ 3Dイメージによる迅速な意思決定のサポート
さらに、什器の完成形を3Dイメージで作成し、事前にご提案しました。完成イメージを具体的に把握できるため、検討がスムーズに進みます。
このように、実物を作る前に高い精度で共有することで、クライアント様社内での意思決定が非常にスムーズに進みました。修正のやり取りも最小限に抑えられます。
ディスプレイ什器で大切なこと:パッケージと売り場をつなぐ
優れた什器は、ただ商品を置く台ではありません。パッケージで作ったブランドの世界観を、売り場という空間にまで広げる役割を担います。
今回の事例では、パッケージから什器まで一貫してデザインすることで、ブランドの魅力を売り場で最大化しました。&Aは、パッケージデザインから店頭什器、売り場づくりまでワンストップで対応できます。
このプロジェクトの起点となったパッケージデザインの詳細は、お化粧筆ペン パッケージデザイン事例でご覧いただけます。
店頭什器・ディスプレイのデザインをお考えの方へ
「売り場で目立つ什器を作りたい」「パッケージと連動した売り場を作りたい」という方のご相談を受け付けています。3Dシミュレーションで完成イメージを事前にご確認いただけます。まずはお気軽にお問い合わせください。
案件概要
| クライアント | 株式会社呉竹(くれ竹)様 |
|---|---|
| 商品 | お化粧筆ペン(4種類) |
| 制作物 | 店頭ディスプレイ什器 |
| 素材 | 紙(組み立て式) |
| 対応範囲 | ディスプレイ什器デザイン / 3Dシミュレーション / パッケージ連動グラフィック |
| 関連事例 | お化粧筆ペン パッケージデザイン |