たとえば、お土産 パッケージに「その後の人生」を持たせたらどうなるでしょうか。なぜなら、多くのお土産 パッケージは商品を食べ終えた瞬間にゴミになるからです。つまり、お土産 パッケージとは使い終わった後も残り続ける理由を持つ設計です。
そこで今回ご紹介するのは、くちの屋様の「高野七味唐辛子」のお土産 パッケージ事例です。なお、高野山という聖地にふさわしく、梵字をモチーフにした意匠を採用しています。そのため、2種の資材を「手ぬぐい」と「封筒」として再利用できる仕掛けを組み込みました。
お土産 パッケージの課題:土地の歴史と「その後」の価値を両立する
まず、一過性のお土産に終わらせない工夫が必要でした。そのため、商品を楽しんだ後も手元に残る付加価値の設計が求められます。具体的には、次の3つを解決する必要がありました。
- 高野山の象徴の視覚化——梵字という伝統的な意匠を、モダンな感性で表現すること
- 捨てない理由の設計——開封後も生活の中で使い続けられるお土産 パッケージ
- 土産物としての品格——贈り物として選ばれ、受け取った方に喜ばれる仕上がり
&Aのアプローチ:「形を変えて生き続ける」パッケージ設計
これらの課題を解決するため、&Aは「形を変えて生き続ける」お土産 パッケージを立案しました。つまり、パッケージそのものが商品であるという発想です。なぜなら、リユースできる仕掛けがあれば、お土産 パッケージは思い出として生き続けるからです。
また、梵字の力強い意匠がリユース後もインテリアとして美しく映えます。そのため、デザインの価値が長期にわたって続きます。
デザインのこだわり:3つの設計判断
① 梵字を活かした荘厳なグラフィック
まず、パッケージの顔として印象的な梵字を中央に大きく配置しました。そこで、伝統とモダンを融合させた独創的なタイポグラフィを構築しています。つまり、棚に並んだ瞬間から「これは高野山のものだ」と伝わるお土産 パッケージです。
その結果、店頭でも一際目を引く、象徴的な存在感が生まれました。なお、梵字の持つ神秘的な力が、商品への期待感をさらに高めています。
② 手ぬぐいとして蘇る布資材の設計
次に、1種のお土産 パッケージには布素材を採用しました。具体的には、開封後にそのまま手ぬぐいとして日常で使えるよう設計しています。また、梵字が手ぬぐいとして映えるよう素材とデザインを連動させています。
そのおかげで、捨てられるはずの資材が思い出の品に変わりました。つまり、お土産 パッケージが旅の記憶を毎日呼び起こす仕組みです。
③ 封筒として再利用できる遊び心ある仕掛け
さらに、もう1種のお土産 パッケージは封筒として再利用できる仕様にしました。たとえば、大切な方への手紙を入れて贈ることができます。このように、「次の使い方」を仕込むことで商品が人と人をつなぎます。
その結果、使うたびに高野山の思い出が蘇るお土産 パッケージが完成しました。なお、&Aはお土産・ギフト食品のパッケージデザインから資材手配まで対応できます。



お土産 パッケージで大切なこと:「捨てない理由」を設計する
そもそも、優れたお土産 パッケージは商品が終わっても終わりません。たとえば、手ぬぐいや封筒として再生されるお土産 パッケージは日常でブランドを広め続けます。つまり、お土産 パッケージは「捨てない理由」を設計し商品の寿命を延ばす仕事です。
高野七味唐辛子では、梵字とリユース設計で日常に生き続けるお土産 パッケージを実現しました。なお、&Aはご当地食品のお土産 パッケージに対応できます。
同じご当地食品のお土産パッケージ事例として和歌山クラフトビール「AGARA CRAFT」のパッケージデザイン事例、食品ギフトのトータルデザインとしてまぐろの生ハム「petalo di mare」のトータルデザイン事例、和の伝統食文化のブランディングとして茶道ブランド「和真庵 極抹茶シリーズ」のデザイン事例もあわせてご覧いただけます。
お土産・ギフト食品のパッケージデザインをお考えの方へ
「地域の魅力をパッケージで発信したい」「捨てられない仕掛けのあるお土産を作りたい」という方のご相談を受け付けています。資材の選定からデザインまで、ワンストップでサポートします。まずはお気軽にお問い合わせください。
案件概要
| クライアント | くちの屋様 |
|---|---|
| 商品 | 高野七味唐辛子 |
| 場所 | 高野山(和歌山県) |
| デザインの特徴 | 梵字をモチーフにしたグラフィック/2種のリユース設計(手ぬぐい・封筒) |
| 対応範囲 | パッケージデザイン / 資材選定 / リユース設計 |
| 関連事例 | AGARA CRAFT(ご当地食品) / petalo di mare(食品ギフト) / 和真庵 極抹茶(和の食文化) |