たとえば、ボトル デザインで表面の凹凸は装飾ではありません。なぜなら、エンボス加工の凹凸は滑り止めという機能を同時に持てるからです。つまり、見た目と使いやすさを同じ造形に宿す仕事です。
さらに、シリーズ展開を見据えれば、一つの意匠が複数の製品を統一するブランドの核になります。
そこで今回ご紹介するのは、ステンレスエンボスボトルのボトル デザイン事例です。なお、ワンタッチマグとスープボトルのシリーズ展開を想定した設計提案です。そのため、立体感が際立つ意匠性と、日常での使い勝手を両立させています。
ボトル デザインの課題:造形美と機能性の融合
まず、毎日使うボトルとして、飽きのこないデザインと機能性の共存が課題でした。そのため、見た目だけを追求しても、使いにくければ長く愛されません。具体的には、次の3つを解決する必要がありました。
- 個性のある造形——多くの製品が並ぶ市場で、一目で印象に残る意匠
- 実用的な持ちやすさ——濡れた手でも滑りにくい、日常使いに配慮した設計
- シリーズとしての統一感——異なる形状でも、ブランドとして一致する世界観
&Aのアプローチ:エンボス加工で機能と美を同時に実現する
これらの課題を解決するため、&Aはテクスチャーに注目したボトル デザインを提案しました。つまり、エンボス加工の凹凸そのものを、機能と意匠の両方に活かす発想です。なぜなら、装飾として加えた凹凸が、同時に「掴みやすさ」を生み出すからです。
また、異なる形状の2種に共通の言語を持たせる設計を行いました。そのため、2種が並んだ時にシリーズとして認識できます。
デザインのこだわり:3つの設計判断
① 視覚と触覚に訴えるエンボスボトル デザイン
まず、ボトルの表面に大胆なエンボス加工を施しました。そこで、光の当たり方で表情が変わる、立体的な造形を作り出しています。つまり、同じボトル デザインでも、朝の光と夕方の光で異なる顔を見せます。
その結果、シンプルながらも高級感のある仕上がりになりました。なお、ステンレスという素材とエンボスの凹凸が、上質な質感を引き出しています。
② 滑り止めとしての機能的な意匠
次に、デザインの凹凸がそのまま「滑り止め」として機能するように設計しました。具体的には、指が自然に掛かる位置を計算し、握りやすさを追求しています。また、ボトル デザインとして、濡れた手でも安心して持てる構造を組み込んでいます。
そのおかげで、デザイン性と機能性が高度に融合した製品が完成しました。つまり、形がそのまま機能になる設計です。
③ シリーズ展開を見据えた一貫したフォルム
さらに、マグボトルとスープボトルの両方に共通の意匠を反映させました。このように、異なる形状でもブランドの世界観を統一しています。たとえば、並べた時に自然とシリーズとして認識できるフォルムの関係性です。
その結果、セット購入やシリーズ愛用を促す魅力的なボトル デザインが完成しました。なお、&Aはシリーズ展開を見据えたプロダクトデザインに対応できます。

ボトル デザインで大切なこと:機能を形にする
そもそも、優れたボトル デザインは、機能と装飾を別物として考えません。たとえば、エンボス加工は見た目の個性がそのまま使いやすさになります。つまり、形が機能を語るボトル デザインが、長く愛される製品を生み出します。
このエンボスボトルでは、立体感と機能性を同じ造形の中に込めました。なお、&Aはボトル デザインからシリーズ展開まで一貫して対応できます。
同じくエンボス加工を活用した事例としてRed Dot賞最優秀賞受賞の「OZREE」プロダクトデザイン事例、ステンレス素材のプロダクト事例としてアウトドアブランド「SOLES」の焚き火台プロダクトデザイン事例、シリーズ設計を見据えた日用品プロダクトの事例としてキッチンツール「ALUBRA」のプロダクトデザイン事例もあわせてご覧いただけます。
プロダクトデザイン・シリーズ展開をお考えの方へ
「機能をデザインに昇華させたい」「シリーズとして統一感のある製品群を作りたい」という方のご相談を受け付けています。造形設計から素材選定まで、ワンストップでサポートします。まずはお気軽にお問い合わせください。
案件概要
| 商品 | エンボスボトルシリーズ(ワンタッチマグボトル・スープボトル) |
|---|---|
| 素材 | ステンレス |
| デザインの特徴 | エンボス加工による立体感・滑り止め機能との一体化 |
| 対応範囲 | プロダクトデザイン / シリーズ展開設計 / 造形設計 |
| 関連事例 | OZREE(エンボス加工) / SOLES 焚き火台(ステンレス) / ALUBRA(日用品シリーズ) |