ギフトパッケージは、開ける瞬間が勝負です。
贈られた人が箱を手にした時。封を切る時。中身を見た時。それぞれの瞬間に小さな感動を仕掛ける。これが、ギフトパッケージを記憶に残る贈り物に変える方法です。
今回ご紹介するのは『もちもちまぐろの生ハム』のパッケージデザイン事例です。販売チャネルは、伊勢丹のオンラインギフトサイト「MOO:D MARK(ムードマーク)」。木下水産物様のこだわりのまぐろを、洗練されたギフトパッケージへと昇華させました。
開発の課題:ギフト市場での「期待感」の醸成
感度の高いユーザーが集まるギフト市場で、商品の価値をどう演出するかが課題でした。百貨店向けのギフトパッケージには、高いハードルがあります。
- 洗練されたビジュアル——数あるギフト商品の中で一際目を引くこと
- 魅力の一瞬の伝達——「まぐろの生ハム」という珍しい商品の価値を素早く伝えること
- 開封時の感動の設計——贈られた人が箱を開けた瞬間に驚きを感じる仕掛け
&Aのアプローチ:開封体験のストーリーテリング
これらの課題を解決するため、&Aは「箱の中」にまでこだわりました。表面だけのギフトパッケージでは、感動は生まれません。
そこで、開封のプロセス全体を設計対象に据えました。手にした瞬間、封を切る瞬間、中身が現れる瞬間。すべてに意図を込めています。
デザインのこだわり:3つの設計判断
① バイヤー様との共創による素材選定
まず、百貨店品質に応えるパッケージ素材を選定しました。そこで、担当バイヤー様と協議を重ねています。高級感と親しみやすさを両立させる仕様を提案しました。
その結果、手に取った瞬間に「特別なもの」と感じる仕上がりになりました。素材感が、ギフトパッケージとしての価値を最初に伝えます。
② 開けて驚く「作り手の顔が見える」演出
次に、パッケージの内部にユニークな仕掛けを導入しました。具体的には、箱を開けると木下水産物社長様のイラストが現れる設計です。さらに、商品への熱いストーリーも記載しています。
そのおかげで、商品への深いこだわりを情緒的に伝えるギフトパッケージが完成しました。開ける前と後で印象が変わる、二段構えの感動設計です。
③ オンライン販売を意識したグラフィック
さらに、視認性の高いグラフィックを採用しました。スマホやPCの画面でも商品の魅力が伝わるよう、要素を最適化しています。
このように、コンセプト立案から魅せ方までを一貫してデザインしました。その結果、ギフトとしての完成度を最大限に高めることに成功しています。MOO:D MARKでの販売詳細は伊勢丹MOO:D MARK 公式サイトでご覧いただけます。
パッケージデザインで大切なこと:体験全体を設計する
優れたギフトパッケージは、見た目だけでは終わりません。手にする、開ける、中身を見る。すべての瞬間に意図を込めることで、感動が生まれます。
もちもちまぐろの生ハムでは、開封体験そのものを設計しました。&Aは、ギフト・百貨店向け食品パッケージのデザインに対応できます。
木下水産物様の他の取り組みとして、企業のブランドムービー制作事例や、まぐろの生ハム本来のブランドとしての「petalo di mare」のトータルデザイン事例もご覧いただけます。また、食品パッケージの差別化事例として100%みかんジュース「カラダにみかん」のパッケージデザイン事例もあわせてどうぞ。
食品・ギフトのパッケージデザインをお考えの方へ
「百貨店で展開できる品質にしたい」「開封の感動まで設計したい」という方のご相談を受け付けています。バイヤー様との協議から開封体験の設計まで、トータルでサポートします。まずはお気軽にお問い合わせください。
案件概要
| クライアント | 木下水産物株式会社様 |
|---|---|
| 商品 | もちもちまぐろの生ハム |
| 販売チャネル | 伊勢丹MOO:D MARK(公式サイト) |
| デザインの特徴 | 開封時に作り手のイラストとストーリーが現れる仕掛け |
| 対応範囲 | パッケージデザイン / 素材選定 / グラフィック / 開封体験設計 |
| 関連事例 | 木下水産物 ブランドムービー / petalo di mare / カラダにみかん |