ペット向けの製品は、ペットの可愛さを引き立てるものでなくてはなりません。
最先端のIoTデバイスでも、ペットに装着した瞬間に違和感が出てしまえば台無しです。機能性とファッション性、テクノロジーとペットの可愛らしさ。この両立こそが、優れたペットプロダクトの条件です。
今回ご紹介するのは、株式会社Pet Voice様のペット用ウェアラブルデバイス「Pet Voice」のプロダクトデザイン事例です。愛犬・愛猫の健康をスマホで24時間管理できるIoTペットプロダクトを、デザインの力で日常に溶け込ませました。
開発の課題:テクノロジーとペットの可愛さの両立
ウェアラブルのペットプロダクトには、独特の難しさがあります。精密機器としての機能と、愛玩動物としてのペットの魅力。この両立は簡単ではありません。次の3つが、設計上の課題でした。
- 機械的な印象の排除——精密機器としての機能が、ペットの可愛さを損なってしまう
- 毎日使う耐久性と利便性——24時間装着する前提の、着脱のしやすさと頑丈さ
- 一貫したブランドの世界観——プロダクトからWEBまで、統一されたイメージの構築
&Aのアプローチ:「デバイスを隠す」発想とトータルデザイン
これらの課題を解決するため、&Aは「デバイスを隠す」という逆転の発想を採用しました。テクノロジーを誇示するのではなく、ペットの魅力を引き立てる脇役として設計する方針です。
あわせて、プロダクトから周辺ツール、WEBまでを一貫して手がけました。一つのチームがすべてを担当することで、ブランドの世界観にブレを生みません。これが、Pet Voiceというペットプロダクトの土台になっています。

デザインのこだわり:3つの設計判断
① ファッション性を損なわないポケット収納
まず、デバイス本体を直接見せず、首輪のポケットに収納する仕様を採用しました。これにより、機械的な印象を抑えながら、ペットのファッション性を維持しています。装着していることを忘れるような自然さです。
その結果、取り外しのしやすさと美しさを両立した、唯一無二のペットプロダクトが完成しました。「使いやすさ」と「可愛さ」の両方を諦めない設計です。
② インテリアに馴染むホームデバイス
次に、充電器(ホームデバイス)の造形にもこだわりました。具体的には、リビングに置いても違和感のない、洗練されたオブジェのような形状を実現しています。機械らしさを徹底的に削ぎ落としました。
そのおかげで、ペットオーナー様のライフスタイルを彩るプロダクトへと昇華しています。日常の風景に溶け込みながら、必要な機能を果たす。インテリアの一部としても成立するペットプロダクトです。
③ 企画からWEB制作までのワンストップ対応
さらに、プロダクトデザインを核に、パッケージ、リーフレット、WEBデザインまでを一括で手がけました。すべての接点でデザインを統一する取り組みです。
このように、動物病院とも連携するサービスの信頼性を、デザインの一貫性で支えました。ペットプロダクトとしての魅力と、医療サービスとしての安心感。両方を両立する世界観が完成しています。Pet Voiceの詳細はPet Voice 公式サイトでご覧いただけます。

ペットプロダクトで大切なこと:機能をデザインで隠す
優れたペットプロダクトは、機能を全面に出しません。テクノロジーは、ペットの可愛さや暮らしの美しさを引き立てる脇役に徹するべきです。機能とデザインを対立させず、デザインで機能を昇華させる発想が必要です。
Pet Voiceでは、ポケット収納とインテリア性で、最先端のIoTを日常に溶け込ませました。&Aは、ペットプロダクトの企画からWEBまで、トータルデザインで対応できます。
インテリアに馴染むプロダクト事例としてはキャンドルホルダー「アンシェント」のプロダクトデザイン事例、ヘルスケア領域のプロダクト事例としては歯科医師と共同開発したFACE LINE BOTTLEのプロダクトデザイン事例もあわせてご覧いただけます。
ペット用品・IoTプロダクトの開発をお考えの方へ
「機械的にならない可愛いプロダクトを作りたい」「企画からWEBまで一貫して任せたい」という方のご相談を受け付けています。トータルデザインで、ブランドの信頼性をご提案します。まずはお気軽にお問い合わせください。
案件概要
| クライアント | 株式会社Pet Voice様(公式サイト) |
|---|---|
| プロダクト | ペット用ウェアラブルデバイス「Pet Voice」 |
| 機能 | スマホでの24時間健康管理/動物病院との連携 |
| デザインの特徴 | 首輪ポケット収納仕様/インテリアに馴染むホームデバイス |
| 対応範囲 | プロダクトデザイン / パッケージ / リーフレット / WEBデザイン(トータルデザイン) |
| 関連事例 | キャンドルホルダー アンシェント / FACE LINE BOTTLE |

