展示会ブースは、ブランドの第一印象を決める空間です。
広大な会場で、来場者の足を止めるには、遠くからでも目を引く仕掛けが欠かせません。さらに、ブランドの世界観を一瞬で伝える必要があります。特に複数ブランドを並べる場合、それぞれの個性を保ちながら調和させる設計力が問われます。
今回ご紹介するのは、ワークウェアブランド「PUMA. AT WORK.」の展示会ブースデザイン事例です。株式会社ユニワールド様が手がけるこのブランドと、隣接する「のら STYLE」のブースを担当しました。ワークスタイルを、スタイリッシュに演出しています。
展示の課題:複数ブランドの調和と視認性
大規模な展示会では、複数のブランドを隣接させつつ、それぞれの個性を引き出す必要があります。これには高度な設計が求められます。今回のブースには、次の3つの課題がありました。
- 高さのあるアイキャッチ——通路を歩く来場者の目を一瞬で惹きつける仕掛けが必要だった
- 実用品の洗練された見せ方——「ワークウェア」という実用的な商品を、いかに洗練されたイメージで伝えるか
- 2ブランドの一体化——隣り合う2つのブランドを、違和感なく一つのブースとして構成すること
&Aのアプローチ:素材感と高低差を活かす
これらの課題を解決するため、&Aは素材感と高低差を活かしたアプローチをとりました。平面的に商品を並べるのではなく、空間を立体的に使う発想です。
ワークウェアという商品の持つ無骨さやかっこよさを、そのまま空間の魅力に変える。素材選びから配置まで、ブランドの世界観に沿って設計しました。

デザインのこだわり:3つの設計判断
① メイン通路を意識したダイナミックなステージ
まず、最も人通りの多い通路側にトラス構造のステージを配置しました。トラスは、力強さと高さを演出できる構造です。そこに高低差という視覚的な強弱を生み出しています。
さらに、高所にマネキンを展示しました。遠くからでも一目でブランドの世界観が伝わります。その結果、広大な会場内でも埋没しない、強力なアイキャッチが完成しました。
② アメリカンフェンスによる世界観演出
次に、ブース内部の展示にはアメリカンフェンスを採用しました。あえて無骨な素材感を活かす選択です。きれいに整えすぎないことで、ワークウェアらしさを表現しています。
その結果、ワークスタイルのカッコよさをダイレクトに伝えられました。商品の機能性とファッション性が融合した、唯一無二の展示空間です。素材一つで、ブランドの個性が際立ちます。
③ 回遊を促すスタイリッシュな動線
さらに、2つのブランド間をスムーズに移動できるレイアウトを設計しました。別々のブランドでありながら、来場者は自然に行き来できます。
このように、素材選びから配置までを一貫してプロデュースしました。2ブランドが一つのブースとして調和し、それぞれの魅力も損なわれない。バランスの取れた空間で、ブランドの信頼感を高めています。


展示会ブースで大切なこと:商品の個性を空間で語る
優れた展示会ブースは、ただ商品を並べる場所ではありません。その商品が持つ個性や世界観を、空間全体で表現することが重要です。素材・高さ・動線のすべてが、ブランドのメッセージを語ります。
PUMA. AT WORK.のブースでは、トラスとアメリカンフェンスという素材で、ワークウェアのかっこよさを空間化しました。&Aは、展示会ブースのデザインから施工まで対応できます。
展示会ブースの事例としては、glafit JMS2025の展示会ブースデザイン事例や、ドイツの国際展示会でのOZREE 展示会ブースデザイン事例もあわせてご覧いただけます。
展示会ブースのデザインをお考えの方へ
「展示会で来場者の目を引きたい」「ブランドの世界観を空間で表現したい」という方のご相談を受け付けています。素材選びから動線設計、施工まで一貫してサポートします。まずはお気軽にお問い合わせください。
案件概要
| クライアント | 株式会社ユニワールド様 |
|---|---|
| ブランド | PUMA. AT WORK. / のら STYLE |
| 制作物 | 展示会ブースデザイン・設計 |
| 主な設計要素 | トラス構造のステージ/高所のマネキン展示/アメリカンフェンス |
| 対応範囲 | 展示会ブースデザイン / 空間設計 / 動線設計 |
| 関連事例 | glafit JMS2025 展示会ブース / OZREE 展示会ブース |